こんちには。じろうです。
2022年、刺繍をがんばるぞということで、お正月に「刺繍」という文字を書き初めをしたのですが、今回はこちらの画像を刺繍データにしてみようと思います。
書道っぽいデザインに挑戦してみる
意識したこと
・縦10cm x 横10cmに収める（多くの刺繍ミシンが扱えるサイズ）
・できるだけ糸を切らない（渡り糸を作らない）
・3Dサテンで立体的に見せてみる
使用ソフトウェア
Wilcom Embroidery Studio Designing
使用刺繍機
TAJIMA 彩
飛沫について
もとのデザインは荒々しく、線が複雑です。（自分でそう書いたのですが・・。）細かい飛沫は表現が難しいだろうということで簡略化します。大きめの飛沫はサテンで表現しつつ、できるだけ糸を切らないという目標だったので、シングルスティッチで線をつなげます。
刺繍の順番について
書き順を意識して各サテンの重なりを考えました。例えば、刺という漢字の左辺の「朿」について考えると縦線が横線よりも上にあるのが正しく、美しいです。
「刺」の書き方 | 漢字の正しい書き順(筆順)
「刺」の書き方 筆順(書き順)をアニメーションでわかりやすく紹介、解説。読み、画数、熟語なども。
kakijun.jp
分解
重なりや止め・払いを意識して、各パーツに分解しています。下の図では赤→紫→青色の順で刺繍しています。書き順的に青色が上にいくように考慮している点と、止め・払いをしっかり見せるために赤色より紫色が上になるように設定しています。
実際に刺繍
完成
完成です。もとのイメージの荒々しさを表現しつつ、サテンの光沢も出せたので個人的に満足してます。
ダウンロード
今回作成したの刺繍データはこちらから無料でダウンロードできます。
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